パートナーシップ
星に魅せられて:パメラ・ハーマンの地球外への旅
2025年10月22日|6 分で読めます
「科学は常に懐疑的であり、科学、工学、社会の関係に依拠する過程や成果を検証し続けています。」
「極限環境微生物の研究を通じて、地球外生命の探索は私たちのすぐ身近で進められています。」
好奇心旺盛な旅行者は宇宙に思いを馳せることが多いものですが、パメラ・ハーマンは地球外生命を探し求めることを自らの仕事としてきました。排水処理から電波望遠鏡まで、SETI研究所にたどり着くまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。現在はSETI研究所の教育ディレクターであり、Swan Hellenicの探検講師も務めるパメラは、科学、語り、そして好奇心を織り交ぜながら、日常の探検家たちのために宇宙の姿を照らし出しています…
もともとは土木工学の分野にいらしたのですね。SETI研究所に進まれたきっかけは何でしたか?
パメラ:いくつもの出来事や機会が重なって、今の私と現在の役割に至りました。自治体の建設部門で橋梁、水力発電所、浄水施設などに携わったあと、いったん離れて物理の代用教員を務めました。その中で、STEMを生徒にとって魅力的なものにすることの大切さに気づき、教員免許を取得しました。その後、サンフランシスコ州立大学の同僚から、全米科学財団(NSF)の助成を受けたカリキュラム開発の提案に加わるよう声をかけられました。私は「技術の進化」のモジュールに携わり、やがて自分の教室でレッスンを試験的に導入するようになりました。その後、また引っ越すことになったため、1年間の契約でカリキュラムの仕事を続けることを受け入れました。それがやがて26年にわたる提案書の執筆と教育資料の開発へとつながったのです!
地球外生命への関心は、最初にどのようなきっかけで芽生えたのですか?
パメラ:子どもの頃、太陽もまた一つの恒星なのだと気づいた瞬間がありました。夜空の星々は単なる光の点ではなく、それぞれが別の太陽系の中心なのだと。そして星を見上げながら、それらの星の周りを巡る惑星にも生命が存在するのだろうかと考えたのです。
振り返ってみると、工学から天体生物学へと至る道は明確に描けるものだったのでしょうか。それとも、もっと予想外の道のりだったのでしょうか?
パメラ:私の歩みを結びつけてきたのは、技術です。観測機器、望遠鏡、探査車、レーダー探査装置、打ち上げロケットなどを開発するのに必要な機器や工学こそが、その道のりをつないできたのです。
天体生物学とは、どのように出会い、何があなたをこの分野へと惹きつけたのですか?
パメラ:天体生物学に初めて触れたのは、90年代初頭に科学博物館の講演に参加したときでした。私は「生命をどうやって検出するのか」という大きな問いに強く惹かれました。その問いの背後にある技術こそ、私を最も夢中にさせたものです。
多波長天文学は難しそうに聞こえます。目に見えない光を研究することで、どのような驚くべき発見がもたらされたのでしょうか?
パメラ:赤外線天文学者は、星形成の最も初期の段階を研究しています。塵の雲の向こうをのぞき込み、原始星、恒星を取り巻くデブリ円盤、超新星爆発などを調べているのです。赤外線望遠鏡が登場する以前には、こうしたものを研究することはできませんでした。NASAのSOFIAによる観測では、月の日の当たる側に水が存在することが確認され、水が月面全体に分布している可能性が示されました。ガンマ線天文学は、ブレーザー、パルサー、活動銀河核などのさまざまな高エネルギー天体の特定に役立ってきました。そして、SETIの探索は(主に)電波の波長で行われています。そこで検出できれば、その意義は最も大きいからです。
技術は、何百万光年も離れた天体を私たちが研究するのにどのように役立つのでしょうか?
パメラ:天文学的な距離を実際に旅することはできません。しかし分光学によって、目に見える光と見えない光の両方を分析し、化学組成を調べることができます。虹とは、目に見えるスペクトルがその構成波長へと分かれ、私たちが色として見ている現象です。遠方の天体から得られた同様のスペクトルを分析すれば、恒星や惑星の大気や表面が何でできているのかがわかるのです。
太陽系の中で、生命が存在する可能性が最も高い場所はどこでしょうか?
パメラ:エウロパとエンケラドス(それぞれ木星と土星の衛星)が最も有望です。これらの天体には、液体の水、栄養分、そしてエネルギーがあります。私たちの知る生命には水が不可欠です。火星もその一つで、かつては地球によく似た環境であったことが明らかになっています。検出されたメタンの発生源は生命体なのでしょうか?(可能性は低いものの、興味深い可能性です。)可能性がやや低い候補としては、トリトン、金星、タイタン、ケレスなども挙げられます。
極限環境微生物とは何でしょうか? また、天体生物学において、なぜそれらが重要なのですか?
パメラ:極限環境微生物は実に魅力的な存在です。地球上で最も過酷な環境に生きて繁栄する生物なのです! 太陽系の環境を直接調べることはできないため、私たちは極限環境微生物を研究することで、生命がどこで生き延びられるのか、そしてどのようにすればそれを検出できるのかを予測しているのです。
SETI研究所に加わってから、生命に対するお考えはどのように変わりましたか?
パメラ:生命は奇妙な環境でも繁栄するのだということを学びました。そして私たちは今もなお、生命とは何かを定義し続けています。今では、生命と惑星がどのように共進化してきたのかについて、以前よりも多く考えるようになりました。
SETIについて、人々はどのような誤解を抱いているのでしょうか?
パメラ:私たちが小さな緑色の女性を探している、というものです。違います。私たちが探しているのは、テクノシグネチャーとバイオシグネチャー、つまり生命の科学的な証拠であり、SFではありません。
宇宙探査が急速に進化するなか、SETIや天体生物学にはこれからどのような変化が訪れるとお考えですか?
パメラ:進展していく探査ミッションは、今日の私たちには想像もつかない発見をもたらすでしょう!
学生の皆さんと密接に関わっていらっしゃいます。STEM分野の専門家を育てるうえで、最も大切なことは何でしょうか?
パメラ:スキル、経験、そして指導を与えたら、あとは彼らの邪魔をしないことです!
Swan Hellenicのクルーズ船内で講義をすることの、どのような点に魅力を感じていらっしゃいますか?
パメラ:探検クルーズの旅行者は、生まれつき好奇心旺盛で、新しい体験や新しい考え、情報にも心を開いている方々です! ゲストの皆さまに、地球外生命の探索は私たちの身の回りで進んでいること、そしてSETIは本物の科学であることを持ち帰っていただければ嬉しいです。
月と火星は、なぜこれほど長い間、人々の想像力を捉えてきたのでしょうか?
パメラ:月も火星も肉眼で見ることができ、地球上のすべての人が目にしてきたものです。私たちは皆、それらの天体を共有しているため、美術、言語、グラフィックアート、舞台芸術などに登場してきました。月の満ち欠けは時を刻んできました。そして火星は動き、赤く輝くことで、物語や神話を生み出してきたのです。
化学や哲学といった他の学問は、天体生物学にどのように関わっているのでしょうか?
パメラ:化学、地質学、生物学は相互に関連し合っています。生命の生化学を理解するには、進化する惑星という視点から、水、エネルギー、栄養分が存在するかどうかを見極める必要があります。科学における哲学とは、その基礎を検証することです。科学は常に懐疑的であり、科学、工学、社会の関係に依拠する過程や成果を検証し続けています。
宇宙の探究を始めたばかりの人に、どのようなアドバイスをしますか?
パメラ:一緒にテーマを探究する友人を一人、あるいは数人見つけてください。自分が何を考えているか、何を学んだか、そして何に疑問を抱いたかについて話し合ってみてください。私たちは、共に学ぶときに最もよく学べるのです。